2017 07123456789101112131415161718192021222324252627282930312017 09
 
HOME > スポンサー広告> [ネタ系]ニュース > 愛のマダム・ゴッドハンド、逝く

スポンサーサイト

 --------(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)

愛のマダム・ゴッドハンド、逝く

 2006-06-07(水)

国際空手道連盟極真会館創始者である「ゴッドハンド」こと、故大山倍達氏の夫人である大山智弥子さんが6月6日(火)午前4時、逝去された。享年79。

■大山倍達公式サイト GodHandの訃報

通夜、葬儀の日程などもリンクしたページに明記されている。引用する。

通 夜 6月7日(水)18:00~19:00
告別式 6月8日(木)13:00~14:30
場 所 極真会館総本部 東京都豊島区西池袋3-3-9
喪 主 大山 恵喜

数日前からフジレテビによるプライドの打ち切りの話題で盛り上がっているけれど、この時期の訃報には、何か不思議な縁を感じざる得ない。理由はある。


総合格闘技イベントであるプライドはK-1の成功なしには存在しなかった。K-1を立ち上げたのは、正道会館の石井館長。石井館長は「ケンカ十段」芦原英幸氏の弟子。極真会館芦原道場に入門して関西で芦原道場を広めたので、もともと極真会館。芦原英幸氏は大山倍達氏の弟子。

線は一本に繋がる。

詳しく書くと、そこには故力道山からのプロレスの流れ(力道山→アントニオ猪木→佐山聡や前田日明など)もあるし、石井館長以前の名プロデューサーとしての故梶原一騎氏も語らなければいけないけれど、現在のメジャーなイベントとしてのK-1やプライドは、元をたどっていくと故大山倍達氏のメジャー指向に帰結すると言っても過言ではない。

そして、その故大山倍達氏を陰で支えた智弥子夫人の訃報が、プライド問題で揺れるこの時期だったことは、なにか偶然ではないような気もする。

豊臣秀吉の奥方は、高台院こと「ねね」であるが、加藤清正や福島正則などの戦国武将を子どもの頃から育てたことで、さすがの戦国武将もねねには頭が上がらなかった。

これと同じく、現在では多くの派閥に分かれている各極真会館の幹部の多くが、総本部での修業時代に智弥子夫人に可愛がられたと思われる。通夜や葬儀で顔を合わせるだろうが、なにか資するものがあってと願う。

派閥に分かれた原因は色々あって、これは故大山倍達氏遺族も係わるのだが、この記事は訃報について書いているので割愛する。

故大山倍達氏といえば、義兄弟に、あの故柳川次郎氏がいる。初代柳川組組長である。殺しの柳川組である。神戸三代目を描いた小説、映画、漫画には、必ず出てくる。義兄弟なのは、同じコリアンだったからである。

昔、お世話になった人が故大山倍達氏の弟子だった。内弟子で竹山晴友氏の一期下になる。余談だが、竹山晴友氏が小さな巨人こと大沢昇氏の弟子になってキックに転向する時は、地方にいながらどんなメディアよりも早く知ることができた。知ることはできたのだが、地方ゆえ、引退するまで試合を見ることはなかった。

この人が内弟子時代に故柳川次郎氏が総本部に用事があってきた。故大山倍達氏と故柳川次郎氏二人がいる館長室には、異様なオーラが漂っていて、なかなか入ることが出来なかったと言っていた。

思うに、あの時代の、あの世代の人々は極限(戦時)を経験しているので、異様なオーラがあった。70代後半から80代以上の世代である。ましてや、ゴッドハンドと人食い次郎である。

その時、故柳川次郎氏は、古くなった総本部を見て、そろそろ建て替えたらどうだと言っていたそうだ。

もうひとつ思い出す話があり、それは故大山倍達氏の車の運転についてである。免許証は持っていたらしいのだが、運転はとても下手で、車をあちこちぶつけていたそうだ。滅多に車は運転しなかったそうだが、免許証は見たことがあると言っていた。

なつかしい話だ。こういう話を、格オタだったわたしによくしてくれていた。現在は野に下っているが、竹山晴友氏を彷彿させる野武士のような人だった。

武道、格闘技といってもいいけれど、それを興行という面で成功させたのは、見えざる人々の努力があったからであるけれど、表面的には、故大山倍達氏の功績と言ってもいいだろう。

雑誌や映画という現在でいうところのメディア・ミックスの元祖もそうであるし、派手な煽りや試合内容で固定ファンを掴むシナリオもそうである。

晩年、新興勢力の正道会館にお株を奪われた感があるが、これは時代の流れ、仕方がないことである。

そして現在、二大格闘技イベントであるK-1とプライドの一方の雄であるプライドが終焉に向かっているというのは、なんとも皮肉な話ではある。

打撃系格闘技の昔からのコアなファン以外には意味のない記事になってしまったけれど、故大山倍達夫人の大山智弥子さんの訃報は、ある終わりを、それは昭和の終焉でも、極真会館全盛の終焉でも、分裂騒ぎの喧噪の終焉でもいいのだが、感じてしまうのは、あれから少し歳をとってしまったからだと、そう思うのである。

少年マガジンの梶原一騎作品を貪るように読んだ世代は、やがてもっと軽い小林まことのコアだけど方向性の違う作品にのめり込み、プロレスに熱狂した頃の熱いなにかを忘れ、何かを追うのではなく何かに追われる人生になってしまったと気づくのである。

色々知ってしまっても、前田日明氏のように、それを踏まえてのファンタジーでいいじゃないかと認める優しさを持ちつつ、この訃報に哀悼の意を捧げる。

合掌。

次の記事:愛のYahoo!あんしんねっと
前の記事:愛のサッカーワールドカップの治安対策
関連すると思われる記事
Loading


コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://gozonji.blog4.fc2.com/tb.php/533-f6870c00
  • ひっそりと【王様の耳】
    昨日はPRIDEの件ですっかり書くのを忘れていたんだけど、昨日極真会館の創始者 故大山総裁の奥様でいらした智弥子夫人がご逝去されました。昨日から某掲示板(黒)やら某掲示板(
【2006/06/07 21:47】
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。