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愛の悲しき玩具

 2005-10-20(木)

犬用靴のショーが池袋であったそうだ。

東京・池袋で犬用靴のショー
 (YOMIURI ONLINE:読売新聞より)
凄いね。
犬用の靴だって。

お犬様だ。

リンク先の記事には画像もある。
右側の犬(ダックスフンド?)を見てみよう。
もうね、靴がずれて苦しそうなのよ。
へんなとこに足先がはまってて。いいのか?
見るに堪えないよ。

犬に靴って。
魚に水着を着せるようなもんだろう。
高いブランド品の傘が濡れるといけないからって、開いた傘に防水カバーをして雨の中歩くようなもんだろう。
動物虐待はいけませんと声高に叫ぶ、毛皮を着た女優みたいだろう。
と、思うよ。

負傷した足をカバーする介護用としてはアリと思うんだけどね。
そもそも人間を含む動物には、自然治癒力ってのがある。
重傷ならしょうがないけど、怪我は治るんだよね。
生命力ってのは偉大である。
ばい菌とかが入って感染症になって死ぬ場合もあるだろう。
でも「死」ってのは、この世で唯一平等なものであり、これを計算に入れること自体が間違っている。
逆に「死」はすべての問題を解決する。
死ねば、終わりなのである。
ちょっと論点がずれているけど、マ、愛玩動物としての犬ならば、介護用品の靴ってのはアリってこと。
やっぱり、足を怪我した犬はかわいそうだもんな。
野良犬でも哀れに思うからなぁ。
最近は野良犬は見ないけど。

俺は犬は好き。
大好き。
子供の頃から犬と一緒に育ってきた。
生まれる前から実家には犬がいた。
何代も変わったけど。
一番思い出にあるのは、小学校から大学まで一緒に過ごしたブーだな。

ブー







いつも一緒だったので、まともな写真はこの一枚しかない。
ブーとの出会いと別れについては、以前違う場所に書いた。
多感な少年期から青年期をともに過ごしたよ。

 ブーとまる

まるというのは、実家で最後に飼った犬の名前だ。
チワワ犬。
メキシコの犬なんだよね、チワワって。
だから寒いのは苦手。
こいつの写真は数枚あるが、既に俺は恵比寿とかに住んでいたから、ほとんど一緒にいことはない。

まる







まだ姪っ子が小さい頃に飼っていたチワワだ。
帰省のたびにからかっていたなぁ。

閑話休題。
これは、ひとつのビジネスモデルなのかね?
ペット産業は、けっこうな規模であるけれど、要するに「お金のため」だもんね。
すべて。

この本質を見誤ってはいけない。
夏の暑く焼けたアスファルトから犬の足を守るための靴?
そんな暑い日に散歩さすな。
オーストラリアじゃ、真夏のアスファルトを裸足の人間が歩いているよ(笑)
フローリングで爪を痛めないようなものもあるそうだ。
フローリングって人間の勝手でしょ。
犬が大事ならフローリングをやめればいいのに。
結局、人の性(さが)が優先されるのね。
人が犬に服を着せたいと着せる。
人が他人に迷惑にならないようにと犬の声帯をとる。
犬を去勢する。
すべて人本意の考え。
これがすべて。

ちょっと逝っちゃってる人は、そりゃもう「○○ちゃん」って感じなんだけど、それって自己愛の表現にしか過ぎないし、本当に犬のことを考えているのかと。
自己満足の世界でしょう。
生き物を使って。
そりゃ世の中低年齢の残虐事件が増えるって(笑)
ちゃんとした愛犬家に失礼だよ。

ペット産業はビジネス。言葉を換えれば「お金儲け」。
銭。ゼニのことね。
本質は、これ。
だから、犬なのに猫可愛がりをする愛犬家は、大切なユーザ。
お財布である。

これが、ペット可愛いの言葉というオブラートにつつまれて、なんか変な風になる。
犬を可愛がるのは否定しない。
俺もそう。
でも犬は犬。
こういう記事を見ると全然不景気ではないなぁと思う。
敗戦後の食糧難の時代、日本でも犬は食われていたんだよな。
赤犬が旨いそうだ。
それが、今ではお犬様に靴。
なんか変だよな。

調べていないんだけど、介護用品ってのは、どれくらい充実しているんだろうか?
もちろん犬猫用の。
ペット病院などの業務用は別として。
ちなみに、大地震などの災害時、緊急食糧としては、ペットフードがよろしい。
最近のペットフードは質がいい。
あくまで緊急用だけれども。
でもね、厳密な食事制限をするヘビーなボディビルダーの一部は、体脂肪調整のためペットフードを普通に食べてるよ(笑)
あの人たちは、筋肉を付ける体脂肪を減らす為なら、なんでもやるよ。凄いよ。

デ。
犬的にはどうなんだろう?
喜んでいるのか?
寒い地方から輸入された犬は幸せなのだろうか?
暑い地方から輸入された犬は幸せなのだろうか?
人の幸せの犠牲になっていないだろうか?

悲しき玩具になっているのなら、それは石川啄木も嘆くだろうな。

記事タイトルの「悲しき玩具」は、石川啄木の句集から。
庭のそとを白き犬ゆけり。
 ふりむきて、
 犬を飼はむと妻にはかれる。

と辛口になってしまったが、犬は大好きなのさ。
ブーとの思い出は尽きない。
映画『ロッキー』でも、バッカス(酒の神様の名前かな)という名前のブルドッグが出演していた。Tシャツを着ていたな。

異論反論あるとは思うが、俺は素直に、この記事をみてこう思ったわけである。
しかし、色々調べてみると、可愛いんだよね。犬用靴って。
もし、ブーが生きていたら、買って履かせたかもしれない(笑)
と思う。

■関連記事
ブーとまる
愛の焼き犬

■関連情報
靴とファッション雑貨の国際見本市
 (犬用靴ショーの主催元)
街角ウォッチ
 (ビジネスワンちゃん用アイテムの紹介)
犬用靴、犬用レインシューズ
 (犬用靴のあれこれ。他にも犬用アイテムいぱーい)
犬連れ旅のページ
 (犬連れスキー時の犬用ブーツの記事。海外グッズとか)
日本救助犬協会
 (頼もしき災害救助犬についての情報たくさん)
911テロでの救助犬の活動(1)
 (下の方に疲れ切った救助犬の画像あり。頑張った!)
911テロでの救助犬の活動(2)
 (よく頑張ったぞ!)
ロジャーワークス
 (実際このショーに飼い犬とともに参加した人。これみると、可愛いんだよね。)



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